大受久晃(だいじゅひさてる、1950年3月19日-)は、北海道瀬棚郡瀬棚町(現:久遠郡せたな町)出身の元大相撲力士。本名は堺谷利秋(さかいやとしあき)。現役時代の体格は身長177cm、体重151kg。最高位は東大関。年寄・朝日山利秋として、朝日山部屋の経営にも携わった。大相撲入門中学在学中に元大関・三根山の高嶋部屋に勧誘されて入門した。入門の決め手となったのは家族も入門を勧めたことであり、「ちゃんこの作り方でも覚えておけば何かの役に立つ。」と考えていたという。背がなかなか伸びずに当時設けられていた「身長170cm以上」という基準を満たせず2年近く苦労し、最終的にはシリコーンを頭に入れ新弟子検査を受けて合格し、1965年3月場所に初土俵を踏んだ。師匠からマンツーマンの厳しい指導を受け、体格に似合った押し相撲を体得。その後は順調に番付を上げていき、わずか4年半で1969年9月場所に十両に昇進した。「大受」の四股名は、論語衛霊公の「君子は小知すべからず、大受すべし」(君子は小事にとらわれず、大事を任せられる)という一節からとられたもの。
自身のサイトやブログに『大受久晃』関連のYouTube動画像再生リストを掲載(登録不要)いただけます。なお、同一ページ内にYouTube埋め込みコードの複数掲載はできません。モーダルウィンドウが正常に動作いたしませんので『1ページ1ヵ所』の掲載でお願いします。